しまった!ここは糞スレだ!まとめサイト(閉鎖・リンクは過去アーカイブ)
糞スレ(つまらないスレ)を止めるために命を賭ける棒人間。命がけのその行為が笑いを誘うのですが、中には笑いを超えて感動してしまうものまで出てくる始末です。現行の2ちゃんねるスレッドやフラッシュ、改造パターンなどがまとめられています。
流行った時期:2004/10~
面白度 ★★★☆☆
しまった!ここは糞スレだ!は、2ちゃんねるなどの掲示板で使われる有名なAAです。棒人間のキャラクターが天井から落ちてくるトラップを支えながら、「しまった!ここは糞スレだ!オレが止めているうちに他のスレへ逃げろ!」と言っているシーンを描いています。
このAAは、糞スレ(つまらない・荒れた・質の低いスレッド)に対して煽る意味合いで貼られることが多いようです。 掲示板の住人に対して、そのスレを見捨てて別のスレに移るよう促しているわけです。
また、このAAはアニメ「Angel Beats!」のキャラクターTKの活躍を彷彿とさせるとの指摘もあります。 TKが自身の命を賭して仲間を守る姿勢が、このAAの棒人間のポーズに似ているからでしょう。
さらに、このAAはパロディ作品の素材としても使われており、「ONE PIECE」の登場人物シャンクスになぞらえたバージョンなども存在します。 掲示板文化の中で幅広く知られる人気のAAだと言えるでしょう。
糞スレとは、インターネット上のスラングです。元々は掲示板やフォーラムなどのコミュニティサイトで用いられていました。この言葉は、特に有益な情報を提供しない、または閲覧者に不快感を与えるような内容のスレッド(掲示板の投稿)を指すために使われます。糞スレは通常、スパムメッセージ、意味のない投稿、またはコミュニティの規範に反する内容を含むため、管理者や他のユーザーにより削除されることが多いです。
「しまった!ここは糞スレだ!」は、昔のインターネットの掲示板でよく見かけるフレーズで、元々は「しまった!ここは糞スレだ!」というタイトルの棒人間のFlash動画から来ています。この動画は、掲示板のスレッド(スレ)があまりにも品質が低い(糞)と感じたユーザーが、その事実に気づいた瞬間に透過するアスキーアートです。
自分が犠牲になって糞スレを止めている間に逃げろ!というシチュエーションは、当時フラッシュ動画になるほど人気でした。
「しまった。ここは糞スレだ。」は、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)の中でも特に人気を集めたスレッドの一つです。このスレッドの特徴は、ユーモアと自虐的な要素を巧みに組み合わせた独特の面白さにあります。
スレッドの基本的な流れは以下のようになっています:
• 1. スレ立て人が「しまった。ここは糞スレだ。」と宣言
• 2. 参加者が「オレが止めているうちに他スレへ逃げろ。」と呼びかけ
• 3. 次々と参加者が「糞スレを止めるために犠牲になる」と宣言
この一連のやり取りが、あたかも映画のようなドラマチックな展開を生み出し、読者を引き込んでいきます。
このリンク先では、2ちゃんねるの歴史的な出来事や、有名なスレッドについての情報が詳しく記載されています。
「糞スレを止めるための犠牲者」という概念は、このスレッドの核心部分です。参加者たちは、自らを「糞スレ」から他の人々を救うヒーローのように位置づけます。この行為には、以下のような意味合いがあります:
この「犠牲者」の役割を演じることで、参加者たちは一種の連帯感を感じることができます。また、現実世界では味わえないヒーロー体験をバーチャルに体験できるという魅力もあります。
「しまった。ここは糞スレだ。」スレッドは、2ちゃんねるの別の有名なスレッド「マグナキッド伝説」と関連性があるとされています。マグナキッド伝説は、架空のヒーロー「マグナキッド」の活躍を描いた創作スレッドで、以下のような特徴があります:
• 複数の参加者による共同創作
• ヒーロー物語の要素を取り入れた展開
• 独特のユーモアセンス
「しまった。ここは糞スレだ。」スレッドは、マグナキッド伝説のようなヒーロー的要素を、より日常的な文脈に落とし込んだものと解釈することができます。両者とも、2ちゃんねるユーザーの創造性とユーモアセンスを示す好例といえるでしょう。
2ちゃんねるの過去ログは、インターネット文化研究の貴重な資料となっています。「しまった。ここは糞スレだ。」のような人気スレッドを含む過去ログは、以下のような方法で活用されています:
過去ログを適切に活用することで、2ちゃんねるを通じた日本のインターネット文化の変遷を追うことができます。
このリンク先では、2ちゃんねるの過去ログの閲覧方法や、datファイルの扱い方について詳しく解説されています。
以上のように、「しまった。ここは糞スレだ。」スレッドは、2ちゃんねるという独特のオンラインコミュニティの特徴を凝縮したような存在です。ユーモア、自虐、ヒーロー願望、そして匿名性を巧みに利用したこのスレッドは、日本のインターネット文化の一側面を如実に表しているといえるでしょう。
このスレッドを通じて、私たちは以下のようなことを学ぶことができます:
• オンラインコミュニティにおける役割演技の重要性
• ユーモアを通じたストレス発散の方法
• インターネット上での新しい物語創造の可能性
「しまった。ここは糞スレだ。」は、一見すると単なる冗談のようですが、実はインターネットユーザーの心理や行動を理解する上で非常に興味深い題材なのです。このスレッドを通じて、私たちはオンラインコミュニケーションの複雑さと面白さを垣間見ることができるのです。
最後に、このようなインターネット文化の研究は、現代社会を理解する上で非常に重要です。「しまった。ここは糞スレだ。」のようなスレッドは、一見するとくだらないものに見えるかもしれません。しかし、そこには人々の欲求や社会の縮図が反映されているのです。これらを丁寧に分析することで、私たちは現代人のコミュニケーションの本質に迫ることができるのではないでしょうか。
2chの名物スレッド「しまった!ここは糞スレだ!」について紹介します。このスレッドの特徴や面白さ、人気の理由を解説します。あなたも一度は「しまった!」と叫びたくなるこのスレッドの魅力とは?